2019年1月24日(木)

周囲の音も聞こえるイヤホン、WECOM研究所が開発

2018/10/16 22:30
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補聴器開発などを手がけるWECOM研究所(秋田市)は耳の穴を完全にふさがず、周囲の音が聞こえるようにしたイヤホンを開発した。通常のイヤホンは磁石とコイルを使う電磁式だが、独自の特許技術による圧電式を採用。スマートフォン(スマホ)で音楽を楽しみながら、車のクラクションや電車の車内アナウンスも聞こえる利点を訴え、売り込む。

WECOM研究所が開発した周囲の音が聞こえるイヤホン

開発したのは「Air Phone(エアフォン)」。セラミックの板を振動させる圧電式により音を鳴らす。片耳2グラムと軽量だ。音楽などが鮮明に聴けるうえ、車のクラクション、自転車のベル、駅・空港のアナウンスといった安全に必要な環境音も耳に入る。

価格は3千円台を想定する。現在は3Dプリンターで作製した試作品のみだが、クラウドファンディング(CF)サイトの「ファンあきた」で量産化への資金360万円を10月末まで募る。支援額4千円でイヤホン本体のみ、5千円でイヤホンとコードのセットを特典として提供する。年内に発売する予定で、国内の販売店も募る。

同社は2006年に設立。補聴器などを設計していたが、耳を塞ぐのを嫌がる障害者向けのイヤホンがほしいという要望を受けて、今回のイヤホンを開発した。

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