2019年7月21日(日)

マクロン政権改造、主要閣僚4人交代 イメージ刷新狙う

2018/10/16 18:42
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【パリ=白石透冴】フランス政府は16日、内相や農相など主要閣僚4人の交代を含む内閣改造を発表した。マクロン大統領の支持率は過去最低水準に落ち込んでおり、2019年の欧州議会選を前に、イメージ刷新を狙った。

マクロン大統領は支持率が過去最低水準に落ち込んでいる(9日、パリ)=AP

この規模の内閣改造は17年6月に閣僚の不祥事疑惑が相次いだ後の改造に続き2回目。最も注目されたテロ対策などを担う内相には、マクロン氏の右腕で与党共和国前進のカスタネール党首が就いた。コロン前内相は地元リヨン市長を目指すとして辞任している。

農相はトラベール氏から元社会党でバルス元首相に近いギヨーム氏に代わった。文化相はニセン氏から元共和党のリーステール下院議員、国土相はマクロン氏との確執が報じられていたメザール氏から、グロー内務副大臣となった。

マクロン政権は改造直前の8~9月にも環境相、スポーツ相が突然政権に不満を漏らすなどして辞意を表明しており、慌てて後任を探した経緯がある。有権者に政権が不安定になっているとの印象を与えていた。

今回事務所を巡る不正疑惑が出ていたニセン氏を交代させるなどして、新鮮さを印象づけたい考えだ。元社会党、元共和党の政治家も起用し、右派左派両方の有権者にも配慮した。改造は当初10月上旬に実施する考えだったが、調整が難航してずれ込んだ。

調査会社オドクサが8日に発表した世論調査によると、マクロン氏の支持率は33%。9月の29%よりは回復したが、政権発足当時の58%よりは大きく落としている。

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