建設会社の広瀬、新潟三越の土地・建物購入契約

2018/10/16 22:00
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2020年3月に閉店する新潟三越(新潟市)の土地・建物を、建設会社の広瀬(同)が三越伊勢丹ホールディングス(HD)から購入する契約を結んだことが、16日わかった。広瀬は購入後の用途について詳細を明らかにしていないが、建物は老朽化しているため取り壊しを検討しているようだ。複数の協力企業を募り、跡地を再開発するとみられる。

契約に関する詳細は非公表だが、購入額は数十億円とみられる。20年3月の閉店後、土地約5000平方メートルと地下1階、地上9階建ての建物の引き渡しを受ける予定。

建物は1950年代に完成してから増床を繰り返し、大部分が築60年以上経過するなど老朽化が進んでいる。広瀬の担当者は取材に対し「土地や建物の具体的な活用法は決まっていないが、古町の活性化に向けて努力する」と話した。

広瀬は54年に創業。土木工事のほか、公共施設やマンションの設計、施工などを手がけており、18年5月期の売上高は137億円だった。

新潟三越については、三越伊勢丹HDが9月下旬、経営不振を理由に閉店の方針を表明していたが、土地や建物の売却先については未定としていた。

花角英世知事は同日の定例記者会見で「再開発によって、古町ににぎわいを取り戻す核となる施設に生まれ変わることを期待したい」と述べた。

新潟市の篠田昭市長は記者団の取材に対し「居住、にぎわいの要素が入り交じった複合的な魅力の場をつくってくれるのではないか。まちづくりの方向性が早期に固まるよう、市としても全力で支援する」と語った。

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