/

IoT+重量計、在庫管理に革新

日用品・食品の価格比較サイトを運営するスマートショッピング(東京・品川)は物を載せて重量から在庫を把握する機器を販売する。あらゆるモノがネットにつながる「IoT」に対応。リアルタイムで商品の残りの量や個数を計り、自動発注もできる。オフィスや飲食店、倉庫向けに販売し、棚卸しや発注にかかる作業を効率化する。

「スマートマット」と呼ぶ重量計の量産体制を整えた。A3とA4サイズをそろえ、大きい物を載せるときは複数のマットを組み合わせる。事前に載せる物の1つあたりの重さを登録すれば、上に置いておくだけでクラウド上で在庫を常時監視できる。

例えば、オフィスでコピー用紙を載せた場合、1時間に1回クラウドにデータを送信。管理画面でグラフにして減り方を表示するほか、設定した量まで減った際は自動で追加分を発注する。

残量のデータが蓄積されると、急激な在庫減少や長い間在庫が動かない場合は異常を知らせる応用機能もつけた。置いたタイミングを記録し、賞味期限が過ぎた際も通知する。

重量計は電池で1年もつため、在庫管理用のタグ読み取り機や監視カメラなどのように保守が必要ない。林英俊社長は発表会で「価格を極限まで安くするためハードウエアは機能を絞りこんだ」と強調した。初期費用は20万円で、1台で月額500~1000円の利用料を受け取る。

オフィスのほか、飲食店の食材や工場の資材、病院の衛生用品など幅広い業種での活用を見込む。すでに富士ゼロックスや複数の飲食店など実証実験をすすめており、2019年1月からはKDDIを通じて同社の回線を利用したIoTサービスとして売り出す。

林社長はアマゾンジャパンを経て、14年にスマートショッピングを友人と共同で創業した。「労働に近い消耗品の買い物を自動化したい」という目標を掲げる。法人向けの「スマートマット」はその第一歩で、家庭向けのIoT機器の開発も視野にいれる。(薬文江)

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

関連企業・業界

企業:

セレクション

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン