2018年11月14日(水)

新生「出光・昭シェル」 木藤社長を発表
統合効果600億円

環境エネ・素材
2018/10/16 13:09
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2019年4月に経営統合する石油元売り大手の出光興産昭和シェル石油は16日、統合新会社の社長に出光の木藤俊一社長(62)が就く人事を正式に発表した。出光の月岡隆会長(67)は代表権のある会長に、昭シェルの亀岡剛社長(61)は代表権のある副会長に就いて引き続き経営に関わる。2021年度に統合効果として600億円の利益改善をめざす。

統合新会社の社長に就任する出光興産の木藤俊一社長(右)と代表権のある副会長に就任する昭和シェル石油の亀岡剛社長(16日午後、東京都千代田区)

統合新会社の社長に就任する出光興産の木藤俊一社長(右)と代表権のある副会長に就任する昭和シェル石油の亀岡剛社長(16日午後、東京都千代田区)

都内で記者会見した出光の木藤俊一社長は「JXTGホールディングスの統合から2年遅れるが、ロケットスタートをきる」と強調した。出光創業家から出光昭介名誉会長の長男、正和氏が非常勤の取締役で入る。

統合新会社は経営目標として、2019年度からの3年間で計5000億円以上の純利益を計上することをめざす。この5000億円を元手に成長投資を加速する。うち1200億円は、再生可能エネルギーや海外展開などに投じる予定だ。国内のガソリン需要は縮小しており、統合で収益を改善させて成長事業の育成を急ぐ。

経営統合に伴う株式交換比率も決定した。昭シェル株1株に対し出光株0.41株を19年4月1日に割り当てる。出光が保有する自社株を活用する方針だ。両社は12月18日に臨時株主総会を開き、統合の承認を得るほか、新会社の取締役を選任する。昭シェルは19年3月27日に上場廃止となる予定だ。

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