2018年11月15日(木)

マイクロソフト共同創業者 ポール・アレン氏死去

ネット・IT
北米
2018/10/16 9:53
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【シリコンバレー=白石武志】米マイクロソフトの共同創業者で、米国有数の資産家として知られるポール・アレン氏が悪性リンパ腫のため15日にシアトルで死去した。同氏が設立した慈善活動などのための資産運用会社が家族らを代表し発表した。65歳だった。

ポール・アレン氏(左)とビル・ゲイツ氏(2000年5月、米オレゴン州ポートランド)=ロイター

アレン氏はシアトルの高校で友人だったビル・ゲイツ氏と1975年にマイクロソフトを共同で創業した。初期のパソコン向けに開発したソフトウエアを足がかりに事業を拡大し、パソコン市場で同社が覇権を握る基礎を築いた。83年に病気のためマイクロソフトからいったん退き、90年に復帰。2000年まで取締役を務めていた。

マイクロソフトの経営から離れた後は科学技術や音楽の振興活動などに携わっていた。軍用機など兵器遺産の収集や探査でも知られ、15年には太平洋戦争時に沈没した旧日本海軍の戦艦「武蔵」をフィリピン沖の海底で発見したと公表した。

ゲイツ氏は15日、「パーソナルコンピューティングは彼なしでは存在しなかった」とのコメントを出し、死を悼んだ。マイクロソフトのサティア・ナデラ最高経営責任者(CEO)は「アレン氏の物静かで粘り強い姿勢は多くの製品、サービス、商流を生み出し、世界を変えた」とコメントした。

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