米国務長官、サウジ国王と会談へ 記者殺害疑惑を協議

2018/10/15 22:28
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【ワシントン=中村亮】トランプ米大統領は15日、ポンペオ米国務長官をサウジアラビアに即時派遣し、サルマン国王と会談させるとツイッターで明らかにした。サウジ政府の指示で同国に批判的な著名記者ジャマル・カショギ氏が殺害された疑惑について協議する。米国務省によると、ポンペオ氏は同日出発する。

トランプ氏はサルマン国王と電話協議したことも明らかにした=ロイター

トランプ氏は同日、サルマン国王と20分間にわたり電話協議したことも明らかにした。トランプ氏によると、サルマン国王は疑惑を否定。トルコ当局と緊密に連携して事実関係を確かめる考えを示したという。

トランプ氏は電話協議後にホワイトハウスで記者団に「(サルマン国王の)否定はとても力強く、全く迷いがないようだった」と語った。トランプ氏は記者の殺害にサウジ政府が関与していれば「厳罰」を科す考えを示しているが電話協議ではテーマにならなかったという。

トランプ氏はポンペオ氏のサウジ訪問を踏まえて今後の対応を決めるとみられる。議会では人権侵害に基づく制裁や武器輸出の停止を求める声があがっている。

トランプ政権はイランの中東での影響力抑止やテロ対策強化でサウジと緊密な関係を築いてきた。サウジの疑惑への関与が明らかになれば米・サウジ関係の悪化を招き、中東の新しい不安定要因になる可能性が高い。

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