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プリファード、家庭用お片付けロボの頭脳を開発

人工知能(AI)開発のプリファード・ネットワークス(東京・千代田)は15日、開発中の家庭用片付けロボットシステムを公開した。これまで産業用ロボットなど企業向けのAIを手がけてきたが、新たに家庭向けのAI開発に乗り出した。2020年ごろに家庭用ロボット開発者向けに基盤技術を提供する計画。

プリファードが披露したのは、片付けロボットの頭脳にあたるソフトウエア。衣類やおもちゃが床に散乱した部屋で、プリファードのソフトを搭載したロボットは落ちているものを認識し、アームでつかみ決められた場所に片付ける。16~19日に幕張メッセ(千葉市)で開催する「CEATEC(シーテック)ジャパン」で実演する。

深層学習による認識技術や音声言語理解技術を使い、誰でもロボットを簡単に操作できるようにした。ペンや衣類など、認識した対象に応じたやり方でうまくつかんで片付けるほか、人が口頭で頼んだ内容やジェスチャーにも反応する。バスケットを指さして「それはこっちに入れて」と頼むなど、曖昧な指示でも言葉や人の動きを理解して動く。

プリファードの共同創業者である岡野原大輔副社長は家庭向けのAIを開発する背景について、「掃除や料理など家庭内にもロボットができるタスクがたくさんあり、将来家庭用ロボットが当たり前にある時代が訪れるだろう」と説明した(「プリファード社長『ロボット活躍の時代が到来』」参照)。「現在はロボットを動かすアプリケーションの開発はハードルが高いが、プリファードの技術を使えば個人の開発者でも簡単にアプリを作れるようにしたい」(岡野原副社長)と、実用化に向けた開発を加速する。

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