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村田製作所、岡山でコンデンサー原料増産 100億円

村田製作所は15日、岡山県瀬戸内市の工場で主力電子部品のセラミックコンデンサーに使う原料の生産棟を新設すると発表した。投資額は100億円で、生産能力は非公表。11月から建設し2019年10月に竣工する。福井県や島根県で同部品の新工場を建設中で、原料も増産して一貫生産体制を整える。スマートフォン(スマホ)や車向けの受注増に対応する。

新棟は岡山の工場として9棟目。延べ床面積は2万5800平方メートル。積層セラミックコンデンサーの原料となる粉状の鉱物を成形し、電気をためる特性を出すように加工する設備などを導入する。これまで滋賀県東近江市の工場を中心に生産していたが、需要増に対応し岡山でも生産能力を増強し、主に島根県の工場に原料を出荷する。

原料から自社で一貫生産体制を整えることで品質を高め、中国製品などと差異化を図る狙いもある。完成品は年1割のペースで増産する。

セラミックコンデンサーは電子機器のノイズ除去に使う部品。スマホで最大1000個、車で同1万個使い、村田は世界シェア4割を握る。米アップルのiPhoneの新製品に加え、車の電子化、次世代通信5G向けなどデジタル化の加速で部品の深刻な供給不足が起きている。

村田の18年度の設備投資額は3400億円と過去最高水準に達した。投資の一部を転嫁するために今期セラミックコンデンサー全製品の値上げにも踏み切った。

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