台湾副総統が法王訪問要請 バチカンで友好確認

2018/10/15 7:36
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【ローマ、台北=共同】ローマ法王フランシスコは14日、バチカンのサンピエトロ広場で法王パウロ6世(1897~1978年)らの列聖式を執り行った。台湾総統府によると、台湾の陳建仁副総統も列聖式に出席し、法王と会談、台湾への訪問を要請した。

欧州で唯一台湾と外交関係を持つバチカンは最近中国に接近しており、台湾にはバチカンとの伝統的な友好関係維持を確認する狙いがある。

陳副総統は敬虔(けいけん)なカトリック教徒で、蔡英文総統の特使として派遣された。国交のない中国とバチカンは9月に中国内の司教任命権を巡る問題で暫定合意。中国はさらに国交樹立も画策、中台を不可分の領土とする「一つの中国」原則に基づき、台湾との断交をバチカンに迫るのは必至だ。

バチカンは中華民国(台湾)が中国大陸を拠点としていた1942年から外交関係を維持。しかし蔡政権下で台湾と断交し中国と国交を結んだ国は5カ国に上り、台湾が外交関係を持つ国はバチカンを含め17カ国にまで減っている。

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