ソニー、確定拠出年金に完全移行 エレキ事業3万人
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ソニーは2019年10月、社員約3万人を確定給付年金から確定拠出年金に移行する。補填金としてこれまでの積立額に会社側が平均4割を上乗せする。ソニーは20年間業績が乱高下してきたが、構造改革が奏功し18年3月期に営業最高益を達成。短期的な現金支出を伴っても年金運用の悪化による財務への影響を取り除き、長期的なリスクの芽を摘み取る。
製造業の主要企業では確定拠出型と確定給付型の併用が一般的で、過去分を...
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