2018年11月14日(水)

ハッカー、1400万人の重要情報盗み見 フェイスブック
対象は3000万人に下方修正

ネット・IT
北米
2018/10/13 5:54
保存
共有
印刷
その他

【シリコンバレー=中西豊紀】米フェイスブックは12日、サイバー攻撃により個人情報が流出した恐れがある問題で、対象ユーザーを最大5000万人から3000万人に修正した。このうち1400万人については、登録した居住地、職歴、宗教、直近の検索履歴など個人に関する重要情報がハッカーに盗み見されたという。また、1500万人は名前や電話番号が流出した。

米フェイスブックの個人情報流出問題の余波が広がっている=AP

フェイスブックは9月28日、個人アカウントにアクセスできる「トークン」と呼ばれる鍵を最大5000万人分盗まれたと発表。この日は、その後の調査の結果、被害対象の範囲が想定より減ったことを明らかにした。

ただ、1400万人についてはユーザー名や性別、婚姻状況、シェアした訪問地、交流サイト(SNS)視聴に使ったネット端末などを含む個人の詳細情報がハッカーによるアクセスにあっていたという。別の1500万人については名前や電話番号、電子メールアドレスへのアクセスにとどまっていた。残りの100万人はハッカーが情報に触れた痕跡がなかった。

被害にあったユーザーにはフェイスブックが近く通知をする。具体的な被害地域は明らかにしていないが同社の欧州拠点があるアイルランドの当局とは情報を共有しているという。仮に欧州連合(EU)域内で個人情報保護に問題があるとされると「一般データ保護規則」(GDPR)に基づき巨額の制裁金を課される可能性がある。

実際に誰がハッカーで狙いは何かなどについてフェイスブックは「米連邦捜査局(FBI)が調査中で、言及するなと言われている」として詳細の説明を避けた。

9月の発表ではフェイスブックのアカウントと連動した第三者のアプリサービスにもハッカーが侵入する懸念が指摘されていた。これについてはフェイスブックは「現時点で被害は確認されていない」とした。

今なら有料会員限定記事もすべて無料で読み放題

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報