2018年12月14日(金)

中国9月対米輸入、1年9カ月ぶり減少 追加関税響く

米中衝突
貿易摩擦
中国・台湾
2018/10/12 12:56
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【北京=原田逸策】中国税関総署が12日発表した2018年9月の貿易統計(米ドルベース)によると、米国からの輸入は前年同月比1%減の125億ドル(約1兆4千億円)だった。前年同月の水準を下回るのは、統計がふれやすい春節(旧正月)の時期を除くと16年12月以来1年9カ月ぶり。

米中が7月から互いにかけあった追加関税の影響が貿易に及んできた格好。12日に記者会見した税関総署の李魁文報道官は「米中摩擦が中国の貿易に一定の混乱と打撃を与えている」と語った。

一方、米国向け輸出は前年同月比14%増の466億ドル。伸び率は8月(13%)から拡大した。米中は9月24日から互いに追加関税を発動した。9月上中旬に関税前の駆け込みによる輸出が膨らんだとみられ、10月以降は反動で落ち込む可能性がある。

米国向けの輸出から輸入を差し引いた貿易収支は341億ドルの黒字だった。黒字幅は前年同月より21%増え、単月としては過去最高を更新した。トランプ米大統領が追加関税で狙う対中赤字圧縮は実現していない。

輸入では牛肉や豚肉、自動車、綿花などが振るわなかったとみられる。いずれも追加関税の対象になった品目だ。

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