2018年12月16日(日)

KDDIのデジタルマーケ子会社、データ分析会社を買収

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BP速報
2018/10/12 15:00
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日経クロステック

KDDIの子会社でデジタルマーケティング事業を手掛けるSupershipホールディングス(スーパーシップHD、東京・港)は2018年10月11日、データサイエンス事業を担うDATUM STUDIO(デイタムスタジオ、東京・新宿)の株式を取得して連結子会社化したと発表した。取得額は非公表。

SupershipホールディングスとDATUM STUDIOの首脳陣

SupershipホールディングスとDATUM STUDIOの首脳陣

スーパーシップHDは14年に発足。15年にデジタルマーケティング関連のスタートアップ企業5社が合併して企業グループを形成してきた。その後もM&A(合併・買収)を続けてこれまで10社を傘下に収めてきた。従来の社名はSyn.ホールディングスだったが、18年10月1日に社名を変えた。

■60人のデータサイエンティスト

デイタムスタジオは、ドリコムなどでビッグデータ分析を手掛けていた酒巻隆治社長と里洋平取締役が14年に立ち上げたデータサイエンス企業だ。スーパーシップHDの八重樫健執行役員経営戦略本部長は「データサイエンスを専業にする独立系の企業としては国内最大級と言える60人のデータサイエンティストを擁する。デイタムスタジオと組むことで、デジタルマーケティング事業の強化だけにとどまらず、データや人工知能(AI)のマーケットプレイスといった新ビジネスを立ち上げていきたい」と説明する。

スーパーシップHDはデジタルマーケティング事業を通して、スマートフォンの利用者を中心に4億6000万ユーザーのネットにおける行動データを持つ。森岡康一社長最高経営責任者(CEO)は「当社はこれまで、21世紀の石油と言われるデータの活用でデジタルマーケティング事業を伸ばしてきた。今後は、データの活用領域をさらに広げて、より幅広い事業を展開していきたい」と意気込みを語った。

デイタムスタジオの酒巻社長は「これまでは顧客企業のニーズに応じて、顧客企業が持つデータを分析してきた。しかし、自身でデータを持っていなければ、データ関連の新しいサービスを立ち上げることができず、企業として生き残れないと危機感を持っていた。膨大なデータを持つスーパーシップHDに加わったことを機に、従来の顧客企業向けデータ分析サービスに加えて、データを駆使した新しいサービスを展開していきたい」と抱負を述べた。

(日経 xTECH/日経コンピュータ 西村崇)

[日経 xTECH 2018年10月11日掲載]

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