/

思わずお題を付けたくなる 笑撃の野生動物写真

NIKKEI STYLE

ナショナルジオグラフィック日本版

今回は、野生動物のおもしろ写真コンテスト「コメディー・ワイルドライフ・フォトグラフィー・アワード(The Comedy Wildlife Photography Awards)」の最終選考に残った写真の中からナショジオが選んだ写真を紹介しよう。どの写真も、写真にキャッチコピーを付けてみたくなる。

このコンテストに集まる写真は、野生動物の荘厳な美しさやどう猛な勇ましさに代表される、自然の中で、生き残るために戦ったり、餌をあさったりする姿をとらえた写真ではない。野生動物が時折見せる、信じられないようなお茶目な姿を競うのだ。

コンテストを設立したのは、野生動物の写真家で愛好家のトム・スラム氏とポール・ジョインソン=ヒックス氏。2018年で4年目を迎えた。

コンテストの目的は、ただ野生動物たちが見せた姿を面白く楽しむことだけではない。野生動物保護団体「ボーン・フリー財団」と提携し、世界中の野生動物を保護することの重要性を訴えているのだ。

2018年のコンテストには数千もの応募があった。スラム氏とジョインソン=ヒックス氏は、最終候補を41点までに絞り込んだ。「わずか3年でこのコンテストには、野生動物の笑える写真からお茶目でまぬけな写真まで素晴らしい作品が集まるようになりました」とスラム氏は話している。

好奇心たっぷりの愛らしいフクロウから、不意を突かれたオットセイに「オラつく」ペンギンまで、最終選考に残った写真は、息抜きにもちょうどいい。

次ページでも、ナショジオお気に入りの写真14点を紹介する。

(文 AUSTA SOMVICHIAN-CLAUSEN、訳 牧野建志、日経ナショナル ジオグラフィック社)

[ナショナル ジオグラフィック 2017年9月19日付記事を再構成]

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

ワークスタイルや暮らし・家計管理に役立つノウハウなどをまとめています。
※ NIKKEI STYLE は2023年にリニューアルしました。これまでに公開したコンテンツのほとんどは日経電子版などで引き続きご覧いただけます。

セレクション

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン

権限不足のため、フォローできません