石井がブロックの間を抜くスパイクを決めて24―23としてセットポイントを握ると、最後は新鍋がブラジルの強打をシャットアウト。3次リーグ進出最後の1枠がかかった直接対決で日本の14人がコート上で躍動した。
次に進むためには1セットも落とせない世界4位のブラジルはスタートから全開モード。そんな格上の攻撃を真正面から受け止めた。セルビア戦で機能したブロックと守備の連係は度々相手のミスを誘う。粘り強く拾ったボールをつなげ、新鍋の強打や古賀のバックアタック、ミドル陣の速攻へとつなげていった。
セット中盤の一進一退の場面ではセルビア戦では「1セット目で決めるつもりでいた」という途中出場の石井が攻守に奮闘。流れを引き寄せた。
第2セット以降は今後を見据え、ベテラン荒木を休ませるなど選手を入れ替えたこともあって連係面のミスも目立った。フルセットに持ち込まれての悔しい逆転負け。石井は「3次リーグに進めたけれど、負けたので悔しい。まずはどこがいけなかったか、反省したい」と表情を引き締めた。(馬場到)
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