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アジアパラ 競泳鈴木が優勝 世界記録に迫る

2018/10/11 23:24
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スタートする鈴木(11日、ジャカルタ)=共同

スタートする鈴木(11日、ジャカルタ)=共同

ジャカルタ・アジアパラ大会第6日は11日、競泳男子50メートル自由形(運動機能障害S1~4)で鈴木孝幸(GOLDWIN)が37秒76で優勝した。世界記録(37秒54)に0秒22と迫る大幅な自己ベスト更新に、ゴールして左手を何度も握りしめた31歳は「非常にうれしい」と笑顔を弾ませた。

午前中の予選の映像を分析。ピッチは遅くしたものの、水をしっかりキャッチする泳ぎを意識し後半ペースを上げた。両足欠損で下半身が沈んでしまうところを体幹トレーニングの成果で水中姿勢を高く保ち、「重力より手の推進力が大きい」理想の泳ぎに近づいた。

国際パラリンピック委員会(IPC)のクラス分けが厳格になり、5月に自由形のクラスがS5からS4へと、より重い障害に変更となった。必然、目標とする各種記録も手の届くところに。鈴木は「最初はびっくり。少ししてからひょっとしたら自由形でもメダルを狙えるとわかった」。

2016年リオデジャネイロ・パラリンピックで表彰台確実とされながら、手ぶらで帰った鈴木への天からの贈り物か。自由形のトレーニングに力を入れ、タッチのタイミング、スタートからの浮き上がりなど細かい技術の精度も高めた。

世界記録は04年アテネ・パラでメドレーリレーを組んだ花田裕治さんが現地で出したもの。パラ競泳男子50メートル自由形では最も古い。「偉大な先輩を超えられるように頑張りたい。時期は早ければ早いに越したことはない」と鈴木。2年後、東京パラでの大歓声の後押しを待たなくとも、大記録を出す自信が確実にある。(ジャカルタ=摂待卓)

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