2018年10月16日(火)

警官2人を書類送検 愛知、捜査書類偽造疑い

中部
社会
2018/10/11 21:25
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不法残留事件の捜査書類を偽造したとして、愛知県警は11日、県警春日井署警備課の男性警部補(47)と男性巡査部長(36)を虚偽有印公文書作成・同行使などの疑いで書類送検した。県警は同日、警部補を戒告の懲戒処分、巡査部長を本部長訓戒の処分とした。

県警によると2人は4月、別の署員が職務質問したフィリピン国籍の男性(36)が不法残留にあたると判断。入管難民法違反(不法残留)の疑いで現行犯逮捕し、捜査書類を作成した。だが、男性が不法残留を裏付ける旅券などの書類を持っていなかったため、同法違反(旅券不携帯)容疑で現行犯逮捕したように装い、書類を作り直した。

巡査部長は男性の目の前で当初の捜査書類を破り捨てており、同席した通訳の指摘によって問題が発覚。県警は男性を入国管理局に引き渡した。

2人は、書類を偽造した理由について手続きが煩雑だったと説明している。県警の松田英視首席監察官は「警察の信頼を失墜する行為で、厳正に処分した。指導と業務管理を徹底し、再発防止に努める」と述べた。

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