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川崎市に水素プラント 千代田化工などが整備

ブルネイから輸入した液体から水素を取り出す(完成予想図)

千代田化工建設など4社でつくる「次世代水素エネルギーチェーン技術研究組合(AHEAD)」は、発電に用いる水素プラントを川崎市に建設する。水素を化学反応させた液体から水素だけを取り出して発電に利用する。2020年に実証事業を始め、二酸化炭素(CO2)の排出削減につながる水素の安定輸送のノウハウを蓄積する。

11日、AHEADが川崎市で「脱水素プラント」の起工式を開いた。実証事業はブルネイで調達した水素を現地でトルエンと化学反応させて、「メチルシクロヘキサン」という常温常圧で安定した物質に変換。輸入先の川崎市のプラントで再び水素を分離することで、貯蔵や輸送時の損失をほぼゼロにできるという。

プラントは東亜石油が川崎市に保有する製油所内に設置し、19年9月に完成する予定。実証事業では最大で年210トン程度の水素を精製する。まずは水素をそのまま発電に用いるが、「実用化後には燃料電池車(FCV)などにも活用可能」(遠藤英樹理事長)という。

AHEADは千代田化工、三菱商事三井物産日本郵船の4社が17年に設立した。総事業費は数十億円程度で、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成などを受けて実証事業を進める方針だ。

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