2019年4月20日(土)

がん疑い診断2度見落とし 愛知、治療開始2年遅れ

2018/10/11 20:06
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愛知県がんセンター愛知病院(同県岡崎市)は11日、同県幸田町の60代男性のコンピューター断層撮影装置(CT)検査で、2度にわたり肺がんの疑いが指摘された診断結果を医師が見落とし、治療開始が遅れるミスがあったと発表した。適切に判断ができていれば2年早く治療できたとみられる。がんはリンパ節に転移、ステージ3に進んでいた。

病院によると、2015年11月、大腸がん手術を受けた男性は、CT検査の診断報告書で経過観察が必要と指摘されたが、消化器内科の男性主治医(62)は確認していなかった。17年7月のCT検査でも「右肺に悪性腫瘍の疑い」との結果を主治医が見落とした。

今年4月にせきなどの症状で呼吸器内科を受診し、肺がんと診断された。主治医が検査結果を確認したのかをチェックする体制がなかったのが原因で、システムを改善して再発防止を図る。

病院は男性と家族に謝罪し、主治医の処分を検討する。男性は放射線と抗がん剤治療を受け、現在は自宅で療養中。記者会見した斎藤博院長は「患者におわび申し上げる。診断や治療が遅れたことに対し、深く反省している」と陳謝した。

〔共同〕

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