セコマ、地域と連携加速 JA浜中町が建て替え開業

2018/10/11 22:00
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浜中町農業協同組合(JA浜中町、北海道浜中町)は11日、セコマとのフランチャイズチェーン(FC)契約で運営するコンビニエンスストア「セイコーマート浜中店」を建て替えて開業した。セコマは過疎化が進む地域との連携を進めている。地域から要請があれば、出店やFC契約、地域の既存店への商品供給などを通じ、住民の買い物の利便性を維持できる地域を増やす考えだ。

装いを新たにしたセイコーマート浜中店(11日、浜中町)

店舗は旧店舗の裏に新設し、旧店舗は取り壊した。購入商品を店内で食べられるイートインスペース(17席)を新設。駐車場は従来の8台分から大型車両用も含む32台分に増やした。

JA浜中町の石橋榮紀代表理事会長はイートインスペースについて「地元の人がおしゃべりする場にもなるし、バイクや自転車で旅行する人も利用しやすくなった」と強調。セコマの丸谷智保社長は「町の魅力的な産品を発掘していきたい」と話した。

JA浜中町が展開するスーパー「Aコープ」は午後6時に閉店するため、「地元の主要産業である酪農家が搾乳作業後に買い物ができなかった。地域住民の利便性向上につなげたい」(石橋会長)との思いから、1998年にセイコーマートの運営を始めた。

道内で農協が運営するセイコーマートは洞爺湖町や伊達市などの計4店。セコマは「出店だけでなく、(Aコープなど)既存店への商品供給でも協力できる。様々な形で地域の生活インフラを守る手助けをしたい」としている。

浜中町は11日、道内で最大震度7を観測した地震を踏まえ、セコマと災害時の連携協定を結んだ。同町の松本博町長は「災害時に生活物資を多くの住民にスムーズに供給できるようになる。非常に心強い」と期待感を示した。

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