2018年12月19日(水)

G20開幕、貿易戦争を協議 新興国経済も点検

経済
2018/10/11 18:10
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【ヌサドゥア(バリ島)=馬場燃】日米欧と新興国による20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が11日、インドネシアのバリ島で開幕した。米中の貿易戦争が世界経済の下方リスクになっていることを協議し、通貨安に直面している新興国経済も点検。世界経済に貿易戦争の影響が少しずつ出始めており、強まる保護主義の政策に懸念が相次いでいる。

麻生太郎財務相は会議に先立ち、インドネシアのスリ・ムルヤニ財務相とムニューシン米財務長官と会談した。貿易戦争を引き金に2018年以降の世界経済の成長率見通しが足元で下方修正された。各国は貿易問題の影響が実際にどれだけ及ぶかを注視している。

米国は貿易問題にかかわらず、大型減税により好景気が続く。米利上げが世界のマネーの流れを変え、一部の新興国から資金が流出。ただ米金利上昇によって世界の株価が不安定になり、各国は金融市場の動向も気にかけている。議長国のアルゼンチンは特に懸念を強めるが、G20全体で有効な対策を打ちだせるかどうかは不透明な状況だ。

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