2018年10月17日(水)

IMF専務理事、貿易戦争「緊張緩和を」

貿易摩擦
経済
国際・アジア
2018/10/11 12:51
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【ヌサドゥア(バリ島)=鈴木淳】国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事は11日、インドネシアのバリ島で記者会見し、世界経済は「力強く成長しているが、十分に力強いとはいえない」と述べた。米中の貿易戦争が世界経済の成長を鈍らせる要因であると指摘し「緊張を緩和すべきだ」と訴えた。

ラガルド氏はIMFと世界銀行が11日からバリ島で年次総会を開くのに先立ち、記者会見した。あわせて20カ国・地域(G20)の財務相・中央銀行総裁会議も開かれる。米国が中国の人民元の為替相場をG20で議題に挙げる意向を示していることについては「貿易戦争にも通貨戦争にもならないことを望む」と話した。

外貨危機に直面しているパキスタンがIMFに財政支援を求めるとの声明を出したことについて、ラガルド氏は11日にもパキスタン側と協議することを明かしたうえで、「債務の透明性が重要だ」と指摘した。

ホスト国のインドネシア経済に関しては、「インドネシアは(1998年の)経済危機のころと比べて、著しく改善している」との感想を述べた。

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