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デジタル情報の落とし穴(十字路)

2018/10/11 11:30
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最近の自動車大手の検査データ改ざん不正など、経営組織のトップに重大な情報が適宜上がっていないことを示す事例が続いている。

組織の一般論でいえば情報は現場に最も多く、上にいくにしたがって取捨選択、加工されて少なくなるピラミッド型で分布している。一方、権力は上にいくほど大きくなる逆ピラミッド型だ。経営トップはどんな情報も見られる立場で、必要十分な情報を適宜得ていると思っている。しかし、情報そのものが現場でゆがめられ隠蔽されると、それを発見することは難しい。

問題の背景として情報のデジタル化がある。IT(情報技術)の進化とともに様々な経営指標が数値化され、十分な情報を効率的に把握していると経営者が錯覚している。しかし、本来は経営改善の手段として使われるはずの経営指標が現場では達成が目的となり、部局の業績を良く見せるデータ改ざんや、情報隠蔽が生じている。また、情報のデジタル化が進む一方、社員のモチベーション、コンプライアンス違反、顧客のクレームなど重要なアナログ情報がトップに上がりにくくなっている。そんな落とし穴に経営者ははまっていないか。

ビッグデータに基づくAI(人工知能)機能に経営者の安易な期待が高まっている。だが、正確な情報を取得、判断する経営者本来の役割はむしろ拡大している。

まずは会社にとって重要な情報が正しく上がってくる環境を整えることだ。情報の報告を義務づけるだけでなく、会社の理念や社是を改めて社員全体で共有することが必要だ。古典的方法だが、信条を記したクレドカードの携帯や唱和は効果的と聞く。社外通報システムやEAP(従業員支援プログラム)も有効だ。また、トップは社員から対話を通じてアナログ情報を得ることが望ましい。

(DRCキャピタル代表取締役 青松英男)

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