2018年10月18日(木)

日立、音声認識AIやルマーダ使ったアイデア創出支援

AI
IoT
科学&新技術
BP速報
2018/10/10 20:00
保存
共有
印刷
その他

日経クロステック

日立製作所は2018年10月9日、顧客との協創を進めるための独自の方法論「NEXPERIENCE」を活用したワークショップで、業種横断型のアイデア創出を支援するシステムを開発したと発表した。音声認識人工知能(AI)技術や同社のあらゆるモノがネットにつながるIoT基盤「Lumada(ルマーダ)」に蓄積した事例を活用する。

NEXPERIENCEは15年に日立が独自に構築した方法論で、効率の良い顧客協創のための手法やIT(情報技術)ツール、空間を体系化した。600件を超える適用実績がある。今回開発したシステムはNEXPERIENCEを活用し、新しいサービスアイデアを生み出すためのワークショップで業種を超えたアイデア発想を支援する。

本システムを活用して参加者の音声を認識し、課題解決事例を表示するワークショップの様子

本システムを活用して参加者の音声を認識し、課題解決事例を表示するワークショップの様子

具体的には雑音下での音声認識AI技術を使い、ワークショップ参加者の議論をリアルタイムに解析し、キーワードを自動抽出する。抽出したキーワードに応じてLumadaに蓄積したエネルギーや産業、金融など複数の事業領域における課題解決事例をAIが推薦表示する。産業分野の工場のIoT化をテーマにしたワークショップでは、エネルギー分野のセンサーで在宅情報を判定する事例を基に、工場の稼働情報から企業活動の活発化度合いを判定し、資金調達支援の信用付与に活用するといったアイデアが生まれた。

同社によると本システムの活用により、業種横断型のアイデア創出が従来比で約2倍に増えたという。日立は18年11月から本システムを顧客との協創ワークショップに活用する。

(日経 xTECH/日経クラウドファースト 井原敏宏)

[日経 xTECH 2018年10月9日掲載]

保存
共有
印刷
その他

日経BPの関連記事

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報