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住化社長「データで技術革新を」バイオジャパン開幕

住友化学の十倉雅和社長(10日、横浜市)

バイオ技術の国際展示会「バイオジャパン2018」が10日、パシフィコ横浜(横浜市)で開幕した。住友化学の十倉雅和社長は基調講演で「日本には分野ごとのバイオ技術では一日の長がある。遺伝子情報などデータとうまくかけあわせればイノベーションを起こせる」と発言。日本のバイオ産業の発展にはデータの収集、活用がカギになるとの考えを示した。

日本製薬工業協会の中山譲治会長(10日、横浜市)

十倉社長は政府が6月に多様なデータが社会を動かす「データ駆動型」の研究開発を進める方針を決めたことに触れ、「医療や食に関わるバイオ技術は人々の健康に直結する。データを生かすには国民の理解が欠かせない」と強調。来夏に策定されるバイオ産業の国家戦略に向けて、データ活用のための制度整備などを求めた。

基調講演には日本製薬工業協会(製薬協)の中山譲治会長(第一三共会長)も登壇した。中山会長もデータ利用の重要性を強調。「次世代医療にはゲノム(全遺伝情報)を含む個人の健康データが欠かせないが、日本には統合的なデータベースがない。構築できれば、病気を健康なうちに先制的に対処したり、創薬の研究ベースに生かしたりできる」と述べた。

バイオジャパンはアジア最大のバイオ技術に関する展示会。1986年に初めて開催し、今回が20回目となった。約30の国と地域から製薬企業やバイオ企業など約1000社・団体が参加し、会期中には約9000件の商談が開かれる見通しだ。

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