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探査船「ちきゅう」出港、南海トラフ境界部を初掘削へ

繰り返し起こる巨大地震の震源域「南海トラフ」のプレート(岩板)境界部を初めて掘削調査するため、海洋研究開発機構の地球深部探査船「ちきゅう」が10日午前、静岡県清水港を出港した。海底下約5200メートルまで掘り進み、境界部の岩石の採取などをする。順調にいけば、震源の断層に2019年1~2月に到達する予定。地震発生の予測に役立てる。

太平洋側の海底では、日本列島のある陸のプレートの下に、海のプレートが沈み込んでおり、ひずみが少しずつ蓄積している。このひずみにプレート境界部が耐えきれなくなって大きくすべると、巨大地震が発生する。

南海トラフでは過去、100~150年間隔で起きている。境界部の岩石の成分などを調べると、現在のすべりやすさを計算できるという。

調査では、紀伊半島沖の熊野灘の水深2000メートルの海底を掘削する。これまでの探査で海底下3000メートルまでは掘削済みで、今回はさらに2200メートル掘り進める。断層の岩石を分析して、どのくらいの力まで耐えられるのか調べるほか、ひずみの蓄積状況を探る予定だ。

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