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すむたす 中古不動産、最短2日で買い取り

不動産スタートアップのすむたす(東京・世田谷、角高広社長)は中古不動産を簡単に素早く売却できるサービスを始める。オンライン査定を通じて最短1時間で買い取り価格を提示、最短2日で売却契約と現金入金を済ませる。サービス開始に先立ち、ベンチャーキャピタルの500スタートアップスジャパンから約5000万円を調達した。

すむたすはオンライン査定を活用し、最短1時間で不動産の買い取り価格を提示する

物件買い取り再販サービス「すむたす買取」では、スマートフォンやパソコンで物件種別や郵便番号、マンション名、建物面積、間取りなどを入力するとアルゴリズムが買い取り価格を自動算出する。利用者は価格に納得すれば氏名や年齢などの個人情報を入力して買い取りを申し込む。すむたすの担当者が利用者と会い、本人確認書類や申請条件を確認。問題がなければ契約する。

当面は都内のマンションを中心に買い取る。これまでの中古不動産取引では、売り出しから価格決定まで1~2週間、売れるまでに3カ月から半年程度かかるのが一般的だった。すむたすは現地に物件を見に行かず、オンラインのみで査定することで時間を大幅に短縮する。

リスクを考慮し、通常よりも20%ほど割安な値段で買い取る。買い取った物件は200万円ほどかけて壁や床、天井のリフォームを実施し、10%程度の利益を上乗せして再販売する。売買の際の仲介手数料は取らない。このため、「物件の購入者は15%ほど安い価格で買える」(角社長)という。

今年7月から試験的に提供を始め、すでに2件の買い取り実績がある。離婚時の財産分与や相続、海外転勤といったすぐに売りたいニーズを開拓する。海外では仲介会社を通さずに直接買い取り再販を手がける不動産会社が存在し、大きく成長している。例えば米オープンドアは未上場ながら時価総額が10億ドルを超えるユニコーン企業として知られる。

すむたすは2018年1月の設立。角社長は2社の不動産関連スタートアップで働いた後に起業した。物件の買い取り原資は500スタートアップスから新株予約権で調達した資金や金融機関からの借り入れを充てる。フルタイムの従業員数は現在5人で、人材採用も進める考えだ。

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