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日本IBMがAIツールの無償体験クラウド、地銀などを狙う

日本IBMは人工知能(AI)の活用を支援するツールの試用版の提供を開始したと発表した。利用企業はAIシステムの作成用データの管理や加工といった作業を効率化するツールを、専用のクラウド環境で7日間試せる。日本IBMは金融機関や製造業などに試用を働きかけ、新規顧客の獲得につなげる。

サービスの名称は「IBMクラウド・プライベート・エクスペリエンスイズ」。AI活用支援ツールの「IBMクラウド・プライベート・フォー・データ(ICPフォー・データ)」と同じ機能を、顧客専用のクラウド環境で提供する。ソフトを組み込む手間をかけず、ツールを活用してAIシステムを作成・運用する流れを7日間体感できる。

AI活用を検討する企業は多くの場合、事前準備の課題にぶつかる。AIシステムの作成に必要なデータが社内のどこにあるか分からない、データを加工する手間がかかるといった課題だ。ICPフォー・データはこれらの課題を解決するため、データを検索しやすくしたり、データの加工作業を支援したりする機能を備える。試用版サービスはこれを顧客専用のクラウド環境で使える。

三瓶雅夫専務執行役員IBMクラウド事業本部副事業本部長兼第二営業統括担当は「これまで取引がない地方の中小企業に試用してもらいたい」と話す。特に機密性の高いデータを扱う金融機関や製造業に働きかける考えだ。

機密性の高いデータを扱う企業では、AIサービス「ワトソン」のようなパブリッククラウドへの社内データの持ち出しを禁じているケースも多い。専用のクラウド環境で提供するIBMクラウド・プライベート・エクスペリエンスイズであれば、こうした企業も試験利用しやすいとみる。

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