2018年11月16日(金)

トランプ氏、利上げをけん制「急ぐ必要ない」

トランプ政権
北米
2018/10/10 7:26
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【ワシントン=中村亮】トランプ米大統領は9日、ホワイトハウスで記者団に米連邦準備理事会(FRB)の利上げについて「早く動く必要はない」と述べた。「再びインフレにはならない」と説明し、利上げによる金融の引き締めよりも、経済成長を優先すべきだとの考えを示した。11月の中間選挙を控え、金利上昇を通じた経済の減速を避けるため、FRBを改めてけん制した形だ。

9日、ホワイトハウスで記者団に語るトランプ氏=AP

9日、ホワイトハウスで記者団に語るトランプ氏=AP

トランプ氏は失業率の低下や株価上昇などを念頭に「数字は記録的だ」と強調。「この傾向を少したりとも減速させてほしくない」とも述べ、早期の追加利上げは好ましくないとの見方を示した。

ただ、好調な経済を背景に「(金融政策を)正常化することは良いことだ」とも語った。FRBのパウエル議長と利上げペースについて協議していないと説明し「関与しない方が得策だ」と述べた。

FRBは今年に入って3回の利上げを実施し、年内にさらに1回の追加利上げを決める公算が大きい。トランプ氏は8月にも米メディアとのインタビューで、米中貿易戦争が続く間は利上げは望ましくないとの考えを表明し、FRBをけん制していた。

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