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トルコの小売りなど「10%値下げ」へ 財務相発表

各社に圧力かけ要請 インフレ対策で

【イスタンブール=佐野彰洋】トルコのアルバイラク財務相は9日、通貨リラ安に伴うインフレ対策として、小売りなどの企業が「年末まで最低10%の値下げを実施する」キャンペーンを開始すると発表した。8月以降に実行された融資を対象に各銀行が金利を10%下げ、電力や天然ガス料金の引き上げは年末まで凍結する。金融市場は効果を疑問視している。

別の閣僚が大手スーパーなどに電話をかけて協力を要請しており、政治的圧力を使ってインフレ退治を演出する。

リラの対ドル相場はアルバイラク氏の発表を受け、小幅下落した。

トルコ在住の米国人牧師の拘束を巡る米国との対立を原因にリラは対ドルで年初から約4割下落した。輸入物価の上昇で、9月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比24.5%も上昇した。

3日にはCPI算出の責任者だった統計局の副局長が更迭された。後任にはアルバイラク氏の部下だった人物が就いたため、統計部門の独立性や信頼性への懸念が広がっている。同氏はエルドアン大統領の娘婿で7月にエネルギー天然資源相から財務相に横滑りした。

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