2018年10月21日(日)

ヘイリー米国連大使が年末に辞任 トランプ外交の顔
「米国第一」に影響も

トランプ政権
北米
2018/10/10 0:55
保存
共有
印刷
その他

【ワシントン=中村亮】トランプ米大統領は9日、ヘイリー米国連大使が年末に辞任すると発表した。トランプ政権の発足当初から「米国第一」の外交方針を国連で支えてきたヘイリー氏の辞任はトランプ外交にとって痛手になりかねない。正念場を迎える北朝鮮との非核化交渉にも影響が出る可能性がある。

9日、ホワイトハウスでトランプ米大統領と話すヘイリー米国連大使=ロイター

トランプ氏は、ホワイトハウスで記者団に「ヘイリー氏は私にとって特別な存在だ。すばらしい仕事をした」と語った。「退任は心苦しい」とも述べた。半年ほど前から、就任から2年となる2018年末に辞任したいとの申し出を受けていたと明らかにした。後任は今後2、3週間で決める考えを示した。

同席したヘイリー氏は国連大使の職が「生涯にわたる栄誉だ」と述べた。一部で取り沙汰されてきた2020年の次期大統領選に出馬する考えはないと断言し「トランプ氏を支える」と強調した。

ヘイリー氏はサウスカロライナ州知事をへて、17年1月のトランプ政権発足直後から国連大使を務めてきた。外交政策を担当する高官が次々と入れ替わるなか、国連でトランプ外交の顔として働き、北朝鮮に対する経済制裁での結束を各国に呼びかけてきた。トランプ氏は国務長官への起用も検討したことがある。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報