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経団連の就活ルール、なぜ廃止? 3つのポイント

経団連の中西宏明会長は9日、経団連が主導して就職活動の時期を決める「就活ルール」を廃止すると正式に発表しました。2021年春以降に入社する学生には、これから政府なども関与する会議で議論していきます。経団連はなぜ今、ルールをやめるのでしょうか。

(1)ルールはすでに形骸化していた

現行の就活ルールは大学4年生の6月1日に企業が面接を解禁する日程です。しかしその前に内定を得る学生は少なくありません。会員企業であっても優秀な学生を確保したい企業は多いうえ、経団連が主導してつくるルールには罰則がないためです。

面接解禁前に内定4割 就活ルール形骸化一段と

「先行解禁日」もうやめたら?

(2)通年採用の重要性が高まっている

雇用形態の変化もあります。新卒の学生を一括採用し、終身で雇用するのは日本ならではの制度です。米欧では時期を定めず採用する通年採用が一般的です。企業の世界展開が進むなか競争力や生産性を高めるには、必要な人材を流動的かつ適時に確保する手段が重要になっているのです。

1年生で内定も 「通年採用」先行組の極意

(3)経団連会長に中西宏明氏が就任

18年5月に経団連会長に就いた中西氏は日立製作所の会長でもあります。日立は通年採用を進めてきた企業。企業統治改革にも積極的な中西氏は経済界のトップとして従来の人材採用のあり方に大きな問題提起をし、変革の意図を示しました。

ニコン・日立「秋の入社式」採用活動の通年化進む

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