首相、スー・チー氏と会談 ロヒンギャ帰還へ支援

2018/10/9 20:30
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安倍晋三首相は9日、ミャンマーのアウン・サン・スー・チー国家顧問と都内の迎賓館で会談した。イスラム系少数民族ロヒンギャの早期帰還に向けた環境整備を支援する方針を表明した。スー・チー氏の経済改革や国内和平の取り組みを評価し「民主的発展の努力を官民挙げて最大限支援する」と述べた。スー・チー氏は首相にミャンマー訪問を要請した。

首脳会談を前に握手する安倍首相とミャンマーのアウン・サン・スー・チー国家顧問(9日午後、東京都港区)=代表撮影

首脳会談を前に握手する安倍首相とミャンマーのアウン・サン・スー・チー国家顧問(9日午後、東京都港区)=代表撮影

首相はミャンマーから隣国バングラデシュに逃れた難民の帰還実現に向け、住宅や道路、送電線の建設など環境整備を支援していると説明した。7月に設けた独立調査委員会が信頼ある調査を実施し、その結果を踏まえて適切な対応をとるよう求めた。この問題で日本はミャンマーに対する国際社会の批判とは一線を画し、ミャンマーを支援する立場を取る。

スー・チー氏は共同記者発表で、ミャンマー政府が今月から日本からの観光客のビザ(査証)取得を免除したことを紹介。「日本の若者は上の世代ほどミャンマーのことをご存じないのではないか。日本の若者にミャンマーに来ていただきたい」と呼びかけた。

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