丸紅・国分社長「今からの石炭火力もうからない」
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環境配慮などを重視した「ESG投資」が世界的な風潮となるなか、丸紅は新規の石炭火力発電所の開発から撤退する。同社は総合商社で最大の1200万キロワット分の発電事業を展開する。2030年までに、現在持つ石炭火力の持ち分も半減させる予定だ。国分文也社長に狙いを尋ねた。
――なぜ今回の方針を出したのでしょうか。
「再生可能エネルギーの分野でイノベーションが起きている。これまでは簡単に既存電源にとって代...
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