2018年10月16日(火)

豪担当相「移民は地方に」 大都市の過密解消目指す
2019年5月までに実施の総選挙にらむ

南西ア・オセアニア
2018/10/9 16:49
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【シドニー=松本史】オーストラリアのタッジ都市・インフラ・人口担当相は9日に「大都市の人口過密を緩和し、地方のより早い成長を目指す」と演説し、新たに受け入れる移民に人口の少ない地方での居住を促す方針を検討していると明かした。大都市への人口集中が交通渋滞や住宅価格の高騰につながり、有権者の不満が高まっている現状に配慮する。法整備など詳細については明らかにしていない。2019年5月までにある総選挙をにらんだ措置だ。

タッジ氏は演説で、豪州人の配偶者呼び寄せなどの「家族移民」や、入国前に雇用先が決まっている移民のほかは「より小規模な地域に行ってもらい、少なくとも数年間の居住を求める」ことを検討していると述べた。

豪州は移民受け入れなどで人口が増え続け、8月には2500万人を突破した。移民の多くは職を求めて大都市に住むため、インフラの余裕がなくなりつつある。

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