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ファストリ、自動倉庫を全世界で ダイフクと連携

ユニクロを運営するファーストリテイリングは9日、物流機械大手のダイフクとパートナーシップを締結したと発表した。最新鋭の自動化設備を導入し、自社倉庫の作業効率を高め人手を減らす。有明倉庫(東京・江東)を皮切りに、全世界の拠点で自動化を実施する。物流改革を通じ、服作りの工程からムダを減らし、同社が掲げる次世代型アパレルを目指す。

ファストリの柳井正会長兼社長は同日開いた記者発表会で、「世界展開に向け、いかに良い商品や店舗があっても物流がしっかりしないといけない」と述べた。ダイフクを選んだ理由について、「最後まで付き合ってくれる点」などを挙げた。

ファストリは2015年に有明倉庫を開設した。当初、同拠点を中心にネットと店舗在庫を一元管理できる体制作りを目指したが、ノウハウの乏しい分野とあって物流が大混乱に陥った。

記者会見で登壇した同社の神保拓也グループ執行役員は混乱後に大幅な組織改革や徹底したコスト管理などで課題に向き合ったと説明。「物流後進企業として、ダイフクと組み完全自動化の倉庫を目指した」と述べた。

有明倉庫ではICタグによる検品のほか、保管や仕分けなどを自動化した。検品ミスもなく、機械を使うため作業員はピッキングで歩く必要がないという。

有明倉庫は10月から本格的に自動化したといい、今後は「全世界の拠点で一気に進める」(神保氏)考えだ。すでに中国やタイ、オーストラリア、米国の一部の倉庫で自動化に着手しているという。今後新たに出店する全ての国でも採用する。

ファストリは同日、物流倉庫の内部をメディアに公開した。昨春に公開する予定もあったが、手作業によるピッキングなど当時はアナログな点も多く断念。その後もメディアには公開していなかった。

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