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女子ゴルフで躍動 安田や後藤ら「ミレニアム世代」
編集委員 吉良幸雄

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2018/10/11 6:30
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西村は堅実なゴルフが持ち味だ=共同

西村は堅実なゴルフが持ち味だ=共同

日本女子オープンで、安田、吉田、西村の3人を抑え、8位で初のローアマチュアに輝いたのは後藤美有(みゆう=18、福岡・沖学園高3年)。予選ラウンドを首位と3打差の5位で突破すると、ローアマタイトルだけでなく「優勝も狙える」と意気込みをみせた。

実は、後藤は計6人のナショナルチームのメンバーではない。2年前は西村、17年(千葉・我孫子GC)は小倉彩愛(さえ=18、岡山操山高3年)が3位でローアマを獲得し、後藤を飛び越してメンバー入りしたからだ。後藤は「入れそうで入れなかった。海外でも戦うみんなは、経験豊富でうらやましい」と本音を漏らしながら「ナショナルチームのような細かい練習はできないけれど、自分次第で、パッティングのドリルなどふだんの練習でできる」。

グリップは男子ツアー3勝の時松隆光と同じテンフィンガー(ベースボールグリップ)。「(4歳で)ゴルフを始めたときから。他の子から『それでよく打てるね』といわれるけれど、逆にこれでないと打てない」そうだ。狙い通りローアマを獲得し、19年11月予定の最終プロテストから受験できるようになった。「ジャパンに入ってない子たちに(ナショナルチームメンバーにも)勝てるよ、と勇気づけられるかな」。ただ「(2日目を終え)トップと3打差までいって少し優勝も見えていたのに、スコアを落としてしまい悔しい」と負けん気をのぞかせた。「上の人は安定性がある。4日間コンスタントに長期で戦えるように、体幹を鍛えていく必要があると思う」と後藤。19年のプロテストに向け腹筋、背筋などを鍛え、安定したスイングを身につけたいという。

山口は日本選手史上最年少の14歳で全米女子オープンに出場、海外志向が強い=共同

山口は日本選手史上最年少の14歳で全米女子オープンに出場、海外志向が強い=共同

「ミレニアム世代」はほかにも多士済々だ。山口すず夏(18、東京・共立女子二高3年)は中学3年だった15年に日本最終予選を2位タイで突破し、日本選手史上最年少の14歳で全米女子オープンに出場している。ツアーには13年から参加。17年ヨネックス女子の9位がベストで、前週のスタンレー女子(静岡・東名CC)は14位だった。

海外志向が強く、今年の米ツアー1次予選会を2位タイで通過、9日に渡米し2次予選会に挑む。「向こうの子はアプローチ、パットがうまい」と感じたそうで、「ピンを端に切ってあるので、ドロー、フェードを打ち分けられるようにしたい」とショット力で勝負。もし予選会で失敗した場合は、米国の大学へ進学することも視野に入れているという。

今週の富士通レディース(10月12~14日、千葉・東急セブンハンドレッドC西)には安田、吉田、西村の日本代表トリオがそろって参戦する。プロにまじって優勝争いを繰り広げるかもしれない。女子ツアーは賞金女王争いが佳境に入ってくるが、アマ3人娘のプレーにも注目だ。

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