2019年4月25日(木)

ICPO総裁を調査 中国当局、違法行為で

2018/10/8 1:46
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【北京=多部田俊輔】中国共産党中央規律検査委員会と2018年3月に新設した公職者の汚職摘発を担う国家監察委員会は7日、国家監察委員会が国際刑事警察機構(ICPO)の中国出身の総裁、孟宏偉氏に違法行為があったとして調査していると発表した。孟氏は9月末の帰国直後から行方不明になっており、ICPOは中国政府に孟氏の状況を照会したと明らかにしていた。

国際刑事警察機構(ICPO)の孟総裁=AP

国際刑事警察機構(ICPO)の孟総裁=AP

孟氏は公安畑を歩み、04年に公安省次官に就任。テロ対策などに手腕を発揮し、国家海洋局副局長や中国海警局長などの要職を歴任した。16年11月に中国出身として初めてICPOの総裁に選出された。任期は20年までの4年間だった。

違法行為の詳細は明らかにしていない。海外の一部メディアによると、孟氏を公安省次官に抜てきしたのは、かつての最高指導部メンバーで公安部門のトップを務めた経験を持ち、習近平(シー・ジンピン)最高指導部に汚職で摘発された周永康氏。周氏一族との親密な関係や不正蓄財などが問題視されているとみられる。

香港紙の星島日報は6日、孟総裁が9月末にフランスから中国に帰国後、中国共産党中央規律検査委員会によって連行されたと報じていた。習指導部は3月に国家監察委員会を新設し、汚職摘発を再び強化しており、その一環との見方が浮上している。

習指導部は新疆ウイグル自治区主席を務めたウイグル族のヌル・ベクリ国家エネルギー局長(閣僚級)を規律違反で調査したほか、有名女優の范冰冰(ファン・ビンビン)さんの脱税問題を摘発したばかりだ。

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