トルコで行方不明のサウジ記者、殺害か

2018/10/7 18:19
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【ドバイ=岐部秀光】サウジアラビア政府を批判してきた同国出身の著名記者がトルコにあるサウジ領事館を2日に訪れた後、行方不明になった問題で、記者が館内で殺害された疑いがあることが分かった。ロイター通信や米英の有力紙が7日までにトルコ捜査当局者の話として報じた。イランやカタールとの関係をめぐり対立するサウジとトルコの関係が一段と悪化する可能性がある。

行方不明になっているジャマル・カショギ氏は、ムハンマド皇太子が主導する改革を批判してきた。カショギ氏は結婚のための書類手続きで、トルコ最大都市イスタンブールにある領事館を訪れた。婚約者を外に待たせて建物に入ったきり出てこなかったという。

サウジは事件への関与を否定。皇太子は米ブルームバーグ通信との会見で、領事館内の捜査を認めると表明した。

サウジでは皇太子主導の改革によって女性の運転が認められ、映画館が開設されるなど近代化が進む一方、政府の方針に異を唱える活動家や王族の拘束も相次いでいる。

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