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「週1日以上運動」 中学から40代までの女性は低下傾向

週1日以上運動する人の割合(スポーツ実施率)が、中学生から40代までの女性は20年前より低下したことが7日、スポーツ庁の調査で分かった。特に19歳は34%にとどまり、20年前から12ポイント落ち込んでいた。男性や50代以上の女性はほぼ20年前を上回ったが、成人の目標値(65%)を下回っている年代が目立つ。同庁は運動しやすい環境整備を急ぐ。

同庁が体育の日を前に公表した2017年度の体力・運動能力調査によると、「運動やスポーツを週1日以上実施している」と答えた女性は20~40代は43~32%にとどまり、20年前に比べると10~3ポイント低くなっていた。

一方、男性では19歳は53%で女性と同様、20年前を下回ったものの、20~40代は62~47%で、20年前より7~2ポイント上回っていた。

調査に関わった順天堂大の内藤久士教授(運動生理学)は若い女性の運動離れについて「はっきりしたことは分からないが、働く世代については社会進出が進み時間がなくなったことなどが考えられる」と推測する。

女性は50代前半の49%から70代前半の76%までスポーツ実施率は上昇しており、70代後半を含めていずれも20年前を上回っていた。内藤教授は「以前よりアンチエイジングの意識が強まり、身近にできるウオーキングなどへの関心が高まっている」と分析している。

スポーツ庁は東京五輪・パラリンピック後の2021年度までにスポーツ実施率を65%にする数値目標を掲げ、18年9月に「スポーツ実施率向上のための行動計画」を策定。20~40代の女性を中心に運動しないことによる健康上のリスクを浸透させるとともに、日常生活で気軽に取り組めるスポーツメニューなどについて検討を進めている。

同庁担当者は「生活の中にスポーツが取り込まれている状態を目指し、一人でも多くの人がスポーツに親しむ社会を実現したい」としている。

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