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ベトナム首相、TPP11承認「11月に」 発効へ前進

【ハノイ=大西智也】ベトナムのグエン・スアン・フック首相は6日、米国を除く環太平洋経済連携協定(TPP)参加11カ国の新協定「TPP11」が11月まで開かれる国会で承認されるとの見通しを示した。ベトナムはTPP11加盟による恩恵が大きいとされ「経済や貿易の潜在性を最大限引き出すことになる」などと期待感を表明した。

ベトナムのフック首相はTPP11の参加国拡大にも期待感を表明した(6日、ハノイ市内)

9日に都内で開かれる日本・メコン地域諸国首脳会議への出席に先立ち、首都ハノイの首相府で日本経済新聞社など日本の記者団の取材に答えた。

TPP11の発効には6カ国以上の国内手続きが必要。既にメキシコと日本、シンガポールが国内手続きを完了させている。ベトナムが国会で承認すればTPP11の発効に向けて大きく前進することになる。

TPP参加11カ国は早ければ2019年にも新しい国の加盟を認める方針だ。タイやインドネシアなどが前向きな姿勢を示しており、フック首相は「ベトナム政府として参加国が増えることを歓迎する」と語った。まずは現在の参加11カ国が緊密に連携し「最終的な批准に向けて力を注ぎたい」と述べた。

一方、フック首相は中国が軍事拠点化を進める南シナ海について「状況を複雑化しないための行動が求められる」として、改めて関係各国に自制を呼びかけた。同海域では9月30日に中国の駆逐艦が米イージス駆逐艦に異常接近する事態が発生し、偶発的な衝突リスクを指摘する声が出ている。首相は良好な日本とベトナムの関係を前提にアジア太平洋地域の平和維持のため「日本が積極的に関与してほしい」などと述べた。

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