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ICPO総裁、汚職関与か 香港紙「中国当局が連行」

【北京=多部田俊輔】国際刑事警察機構(ICPO)の孟宏偉総裁が行方不明になっていることが分かった。香港紙、星島日報は6日、孟総裁が9月末にフランスから中国に帰国後、中国共産党中央規律検査委員会によって連行されたと報じた。習近平(シー・ジンピン)最高指導部は今年に入って汚職摘発を再び強化しており、その一環との見方が浮上している。

孟氏は公安畑を歩み、2004年に公安省次官に就任。テロ対策などに手腕を発揮し、国家海洋局副局長や中国海警局長などの要職を歴任した。16年11月に中国出身として初めてICPOの総裁に選出された。任期は20年までの4年間だった。

海外の中国語メディアによると、孟氏を公安省次官に抜てきしたのは、かつての最高指導部メンバーで公安部門のトップを務めた経験を持ち、習指導部に汚職で摘発された周永康氏。周氏一族との親密な関係や香港の不動産購入が問題視されているもようだ。

習指導部は新疆ウイグル自治区主席を務めたウイグル族のヌル・ベクリ国家エネルギー局長(閣僚級)を規律違反で調査し、有名女優の范冰冰(ファン・ビンビン)さんの脱税問題を摘発したばかり。米中貿易戦争が激しくなる中、国内の締め付けに再び動いている。

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