三井E&Sがクレーン能力引き上げ受注、コンテナ急増で

2018/10/5 18:40
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三井E&Sホールディングス(旧三井造船)傘下の三井E&Sマシナリーは、台湾の海運大手エバーグリーン・マリン・コーポレーションから東京港のコンテナ移動用クレーン8基のかさ上げ工事を受注した。物流量の急増への対応に対応し、バース内のコンテナの積み方を4段から5段にすることで、コンテナの保管量を20%増やす。

三井E&Sマシナリーが改造工事を受注したコンテナ移送用クレーン(東京港)

改修するのは東京港青海コンテナ埠頭第4バースのクレーンで、バース内でコンテナの積み下ろしや場所を動かすために使う「トランステーナー」。もともと同社が1996年から97年にかけて納入した製品という。

改造ではクレーンの脚の部分に継ぎを当て、クレーンが引き上げられる高さを15.24メートルから15.5メートルにする。バース内で工事ができ、1基あたり3週間程度で完了するという。

東京港のコンテナ取扱量は2017年に20フィート換算で前年比5.5%増の450万個となり、過去最多を更新した。けん引しているのは輸入で、消費地に近い東京港の重要性が高まっている。第4バースは既に容量が飽和状態にある。

クレーンの能力向上で土地の有効活用につながるほか、バース内でのコンテナの移動量が減ることで二酸化炭素(CO2)排出量を削減する効果も期待できる。

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