隆慶一郎「見知らぬ海へ」 水軍の長、向井正綱の奮闘(文学周遊)
静岡市清水区

2018/10/6 11:30
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日本経済新聞 電子版
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羽衣伝説で知られる三保半島が防波堤の役割を果たす清水港(静岡県清水区)は、古代から太平洋岸の重要な港だったようだ。史書に登場する最初は663年。朝鮮半島にあった国の1つ、百済再興の要請に応じるための船団が、富士山を望む同港周辺から派遣されたという。

本書は駿河国の領有を巡って武田家・徳川家・北条家が争っていた時代に、水軍の長として生きた向井正綱を描く。物語は武田家に海将として仕える正綱の父・正重…

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