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スターフェスティバル、配送業参入 弁当配達空きスペース活用

弁当配達大手のスターフェスティバル(東京・渋谷)は法人向けに荷物の配送サービスを始める。弁当配達用に同社が専属契約している約400台の配送車両を活用し、空き時間を利用して弁当と一緒に荷物を配送する。物流業界では人手不足が深刻で、大手が値上げによる総量抑制を実施している。割安感を強みに、拡大する小口需要を取り込む。

本業の弁当配達の空き時間に荷物を配送する

同社は法人向け弁当販売サイト「ごちクル」を運営している。飲食店が各店舗で作った弁当のほか、委託工場で生産したオリジナル弁当を月間約50万食を配達している。

10月から配送サービス「スタロジ」を始める。弁当の配送は昼に集中するが、時間に空きがある午前中や夕方の時間を活用して企業の荷物を集荷・配送して効率を高める。料金は東京23区内であれば税別3500円と、一般的な配送サービスより安く抑えた。段ボール1箱分ほどの大きさまで受け付ける。

2日前の午後6時まで申し込みを受け付け、集荷当日に配送する。時間指定はできない。書類や文具などのオフィス用品のほか、飲食店用の食材などあらゆるものを配送する。

同社では6月から弁当の取引先などと試験的に共同配送を実施してきた。配送車1台あたりの稼働時間や効率が高まり、日給も上がったことから配送員からも好評だったという。まずは東京23区内から始め、利用状況をみて全国に広げていく方針だ。

弁当や食材配送を手掛ける企業は、自社で配送車両を持つ場合が多い。物流市場の拡大を背景に、弁当・食材配送各社が自社便の空きスペースや空き時間を利用して配送サービスに参入する動きが出てきそうだ。

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