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フィリピン、9月の物価6.7%上昇 インフレ止まらず

【マニラ=遠藤淳】フィリピン統計庁は5日、9月の消費者物価指数(CPI)上昇率が前年同月比6.7%だったと発表した。上昇率は9カ月連続で拡大した。中央銀行が4会合連続で利上げを実施したが、インフレは収まっていない。

9月のCPI上昇率は前月比0.3ポイント拡大し、2012年基準で最高を更新した。市場予想の6.8%は下回った。3月以降は政府のインフレ目標(2~4%)の上限を超えて推移している。

品目別の上昇率では、CPIに占める割合の大きい食品・非アルコール飲料が9.7%、アルコール飲料・たばこが21.8%と高かった。主食のコメは政府管理の不備で在庫が減少し、値上がりが進んだ。原油高でガソリン価格も上がり、輸送が8.0%上昇した。

中銀は9月末の金融政策委員会で4会合連続の利上げに踏み切ったが、インフレは沈静化していない。9月には台風がルソン島北部を直撃して農作物に被害が出ており、食品価格が高止まりする可能性もある。国民の不満が高まるなか、政府はコメ輸入を増やすなどインフレ抑制への取り組みを急ぐ考えだ。

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