2018年10月24日(水)

サイバー対策のココン、ヤフー系などから28億円調達

スタートアップ
2018/10/5 11:24
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サイバーセキュリティー事業などを展開するココン(東京・渋谷)は、ヤフー投資子会社のYJキャピタルや住友電気工業などから約28億円を調達した。調達した資金は主力のセキュリティー分野の強化に向け、研究開発やM&A(合併・買収)にあてる。自動車メーカーやIT(情報技術)企業との事業連携を広げる。

ココンには国内外のホワイトハッカーが所属する

ココンは2013年に設立。当初はクラウドソーシングを展開してきたが、サイバー攻撃に対する防御を担う技術者「ホワイトハッカー」を抱えるイエラエセキュリティ(東京・渋谷)を買収し、事業を多角化してきた。セキュリティーの穴を見つけるため疑似攻撃を駆使した脆弱性診断の技術が強みだ。

対象は企業のウェブサイトやネットワークに加え、あらゆるモノがネットにつながる「IoT」やコネクテッドカー(つながる車)にも広がる。今回の第三者割当増資を引き受けた住友電工は自動車の配線に使われる電線「ワイヤハーネス」を手がけており、自動車業界向けの事業で協業を図る。

SOMPOホールディングスNTTデータなど大手企業との提携を着々と広げるココン。セキュリティー分野の研究開発やコンサルティングを手がけるレピダム(東京・渋谷)などグループ横断で連携し、人工知能(AI)を活用した診断技術の製品化を加速させる。M&Aを通じて、マーケティングも強化する計画だ。

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