/

テスラCEO、ツイッターで米証券当局を挑発

【シリコンバレー=白石武志】米テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が4日、ツイッター上で証券当局を挑発した。「ショートセラー(空売り筋)を富ませる組織だ」として名称変更を促す内容だ。4日の時間外取引でテスラ株は一時3%超下落するなど、奔放なマスク氏の言動を止められないテスラのガバナンス(企業統治)への懸念が強まっている。

奔放なマスク氏の言動を止められないテスラの企業統治への懸念が強まっている=ロイター

マスク氏は4日付のツイートの中で、8月に表明しその後撤回した株式非公開化の計画をめぐって和解したばかりの米証券取引委員会(SEC)を念頭に、「Shortseller Enrichment Commission」に名称を変えてはどうかと述べた。マスク氏は同社株に空売りを浴びせるショートセラーにいらだちを募らせて株式非公開化を表明した経緯があり、発言は自らと対立する勢力とSECを同一視するものだ。

SECはマスク氏が8月7日にツイッター上で株式非公開化の計画を表明した際の「資金は確保した」との発言について、誤った情報で投資家らを欺いたとして9月27日にマスク氏に対する訴訟を起こした。同氏とテスラはその2日後に会長職を退くことなどでSECと和解。SECは条件として独立した取締役で構成する委員会がマスク氏の対外的な情報発信を監督することなどを求めていた。

マスク氏はSECとの和解直後に全従業員に送った電子メールの中でテスラの業績見通しに触れたために、後にSECから投資家への情報開示を求められてもいる。今回の発言は監視を強めるSECへのいらだちをあらわにしたものとみられる。懲りないマスク氏をどうやって監督するのか。「お目付け役」となる後任の会長人事に注目が集まっている。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン