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タケ・サイトの生コン圧送用先行剤、JISへ前進

化学製品のタケ・サイト(静岡市)が開発した生コンクリート圧送用先行剤が経済産業省の標準化案件に採択された。建設現場で生コンを配管内に円滑に流し込むために使う圧送用先行剤は植物由来の新素材「セルロースナノファイバー(CNF)」を使用。日本工業規格(JIS)に制定されれば、受注拡大に弾みがつきそうだ。

生コンが配管内で詰まるのを防げる

採択されたのは経産省の新市場創造型標準化制度。同制度は中小企業が持つ優れた技術や製品の標準化を迅速に進めるもので、「スムーズに進めば2年程度でJIS規格になる」(国際標準課)という。

タケ・サイトの製品は生コンを流し込む配管内にCNF配合の材料で膜を形成し、潤滑性を高めるもの。かき混ぜると粘度が変化するCNFの特性を生かし、配管内の詰まりを防げる。使用量は従来のモルタルに比べ約100分の1に抑えられる。

武田雅成社長は「革新的な技術に加え、大成建設など大手ゼネコンへの納入実績も評価された」と分析。現時点で同様の製品にJIS規格はないため、「標準規格になれば、公共事業などでの大幅な受注拡大が期待できる」としている。

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